光あるうち
光のなかを歩め
トルストイ
「われわれは地位や財産を獲得するために、人間の生活に喜びをもたらす一切のものを
放棄しなければなりません。 われわれは都会に密集して、われとわが身を柔弱にし
健康を害しているのです。 そしていろいろの楽しみがあるにもかかわらず、倦怠に蝕まれ
自分たちの生涯はこんなものではないはずだという後悔にいためつけられつつ死んでゆく
のです。 なぜわれわれはそんな生活をするのでしょう? なぜわれわれはこんなふうに
して自分の一生や、神から与えられたいっさいの幸福を台なしにするのでしょう?
わたしは今までのような生活をしていくのはいやです。」
プロローグより
幸福を何にもとめるのか。
自己の内的世界を充たすものは何か。
「自分を生きる」 ということの意味・・・・・。
私は、こだまのように響く己でありたい。